<導入編>その1・基板とはどういう物なのか

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まず、これはゲームセンターに置いてあるゲーム筐体(“きょうたい”と読みます)です。
これにコインを投入してゲームをプレイするわけですが、基板は何処にあるのかというと、



筐体の基板収納部を開けてみると・・・
分かり辛いかもしれませんが、ここに入っています。

見易い様に出してみましょう。



何だか電化製品の中身みたいな物が出てきましたが、これがゲーム基板です。



これをこの様に交換する事で、



こんな感じで違うゲームを動かす事が出来ます。

まあ、家庭用ゲーム機でいう所の“ソフト”みたいですが、ちょっと違いがあります。


家庭用ゲーム機は、
ゲームのプログラムなどのデータが入った“ソフト”を、それを動かす為の“本体”にセットしてゲームを動かします。
そして、“ソフト”の部分だけ交換する事によって違うゲームを動かす事が出来ます。

ゲーム基板の方はというと、
一枚の基板の上に“ソフト”とそれを動かす“本体”が同居している状態(厳密にはちょっと違いますが)にあり、
別のゲームを動かす為に基板を交換するという事は、
違うゲーム機の“ソフト”と“本体”に交換する様な物だと考えて下さい。

まあ、システム基板と呼ばれる、家庭用ゲーム機の“ソフト”と“本体”の関係に近い基板もありますが、
それについてはまた、後ほど説明をしたいと思います。

では、筐体は何なのかというと、
基板に電気を供給して動作させたり、ボタンなどの入力情報を基板へ伝えると同時に、
基板から出力される情報をモニターや、スピーカーに伝えるといった役割を果たしています。
よって、筐体=“本体”、基板=“ソフト”ではないのです。


説明するのは苦手なのですが、基板がどういった物かという事は上手く伝わったでしょうか。




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